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自分の実績や考え方をまとめた「ポートフォリオ」ですが、WEBでも簡単に作成ができます。
実際に就職・転職の際には紙媒体のポートフォリオを持っていったり郵送したりする必要があるケースもありますが、WEBでポートフォリオがある場合にはそのURLを共有する様なケースも増えてきました。
他にも、フリーランスで活動されている方であれば、営業用の資料としてWEBのポートフォリオを活用されている方も多いと思います。ほとんどのクリエイティブ職の方の作品は大体WEBで見れますよね。
WEBデザイナーであればポートフォリオサイト自体を自分で制作するのがある意味必須というか実績になると思いますが、そうでない方はポートフォリオ制作用のサイトやサービスを利用するのが便利です。
そこで今回は数あるポートフォリオサイト・サービスの中からおすすめを紹介していこうと思います。
関連記事「印刷で作る紙のポートフォリオ・自社のデザインブック制作の方法|費用・相場含めて解説」
Contents
▸おすすめのポートフォリオサイト・サービス
▸foriio
ポートフォリオサービスの「foriio」は非常に簡単に使える日本語のポートフォリオサイトです。
日本語で使えるオシャレなポートフォリオサービスって実はあまり多くないので、貴重な存在の1つです。閲覧者数等のアクセス情報も確認できるので、営業用のマーケティング的な活用にも向いています。
1つ1つの作品にクレジットをつけられるので、共同制作した作品などでも自分がどの部分を担当したのか記載して掲載できますし、クリエイター目線が詰まった良いポートフォリオサービスだと思います。
無料で使えるサービスですが、有料課金の「Pro」にすると独自ドメインにする事が可能だったり、作品ページをPDFで出力する事ができたり、パスワードで管理できたりとより便利な状態で使えます。自分のWEBサイト等を別途持っていない方は有料課金で自分のサイトとして運用するのもアリだと思います。
ポートフォリオのサービス以外にも「foriio match」というクライアントと「foriio」に登録しているクリエイターとのマッチングのサービスもしていて、実際にそこからお仕事に繋がるケースもあります。
他にポートフォリオがあっても同時に「foriio」にも登録しておくと作品を見てもらえる層が広がるので、登録しておくのがいいと思います。登録しておいて損はないおすすめのポートフォリオサイトです。
関連記事「価値を提供する主体」として「個人」にもロゴを。foriioクリエイターが形にした思考と言葉
関連サイト「foriio」
▸RESUME
フラットデザインベースで作られているオシャレで多彩な事を記載できるポートフォリオサービスです。
先ほど紹介した「foriio」と同じく日本語で扱えるサービスで、普通のポートフォリオサイトだと作品と作品の解説だけの場合が多いんですが「RESUME」では自身のスキルや経験を紹介する事ができます。
ResumeとWorksの2つのタブがあって「Works」の方は作品例を記載して「Resume」の方では自分の持っているスキルがどの位の熟練度かという事を記載でき、経歴についても記載する項目があります。
作例以外にも自己紹介的な側面が強いので人物像を分かってもらいやすく、就職・転職活動での資料としても印象が伝わりやすいですし、営業資料としてもクライアントに伝わりやすい部分もあると思います。
関連サイト「RESUME」
▸Behance
Behanceは「Adobe」が運営しているデザインのコミュニティーで日本語で使えますが、ユーザーは海外の方も多く、日本企業向けというよりは海外も含めて自分の作品をアピールする場という感じです。
実際にBehanceにアップした作品を使って「Adobe Portfolio」というサービスを用いればBehance上のプロフィールページではなく、しっかりとしたポートフォリオサイトとして作成する事もできます。
SNS的な側面も結構強くて、作品をアップすると閲覧数も分かりますし「イイネ!」だったりコメントしてもらえたりします。普通に海外のユーザーからも気軽にコメントをもらえるので結構楽しいですよ。
作品をどう見せるかという点も結構自由度が高く、文章と画像ブロックを自由に組み立てて作品例をまとめます。AdobeMAXJapanの作品の投稿もBehance上で行うので登録している人も多いと思います。
ユーザーとしてはデザイナー・イラストレーターが多いと思うので、作品を見かけてオファーがくるという様な使い方というよりは、クリエイター同士で互いに切磋琢磨する様な使い方がメインだと思います。
関連サイト「Behance」
▸Dribbble
Dribbbleは海外サイトで、デザイナー・イラストレーターが作品を世界に向けて発信するサイトです。
作品自体の閲覧は誰でも可能で、自身のフィードに作品を掲載する事はできますが、既に会員である人の招待を受けないと作品が検索には載らない様になっています。招待制のデザインSNSという感じですね。
2018年辺りまでは招待されないと自身のフィードにも作品の掲載ができなかったのですが、やや緩和されたみたいです。ただ、検索に載れるのは招待されたデザイナーのみなので作品の質はかなり高めです。
海外では結構デザイン関係のお仕事などでも使われる事もあるみたいですが、日本だとそこまで普及していないので「Dribbble」に登録しているからといってお仕事に繋がるという事は少ないと思いますね。
ただ、デザイナーコミュニティーだとある程度評価される場合もあるので招待してもらうのもアリです。
関連サイト「Dribbble」
▸ポートフォリオサイトに掲載したい情報
・作品のビジュアル(画像・写真・モックアップなど)
・作品に関して自分の関わった作業内容(担当部位・制作期間・ターゲットなど)
・作品のコンセプト(工夫点や制作に関して考えた事など)
この3点に関してはなるべく書いていきたい情報です。ビジュアルが優れている事はもちろん大事ですが、どういう考えを持ってデザインやイラスト制作に取り組む人なのかも重要で人物を判断し易いです。
特に大きなプロジェクトなどそのまま記載したい気持ちは分かりますが、しっかり自分がどの部分を担当したのか書いてある方が好感を持たれる事が多いです。「foriio」だとその辺りは記載しやすいですね。
他にも、コンセプトや工夫点などを描くと結構時間がかかってしまうのですが、文字情報も大事です。ただし、長々と書いてしまっても読み手が困るので、200~300字程度で完結に記載するのが良いです。
まとめ:イラスト・デザイン用おすすめポートフォリオサイト・サービス
今回はデザイン・イラストを掲載するためのポートフォリオサイト・サービスをご紹介してきました。
海外の細かなサイトやサービスを含めるともっと膨大な数があるんですが、国内でも結構有名なサイト・サービスを絞ってみるとこの辺りになると思いますし、ココだけ登録しておけば大丈夫だと思います。
サイトやサービスによって効果的な見せ方も異なってくるので、作品自体の見せ方を工夫したり、紹介用の文章を変えたりしていると時間は結構かかりますが、大事な作業なのでコツコツやっていきましょう。
関連記事「印刷で作る紙のポートフォリオ・自社のデザインブック制作の方法|費用・相場含めて解説」