Photoshop(CC版)とElementsはどちらを選ぶべき?違いと機能の差を解説【フォトショ】

Photoshopは画像加工用のソフトで、写真や画像を扱う人にとっては必須級のソフトです。

ただ、はじめて「Photoshop」使いたいと思った時に2種類ソフトがあって「Photoshop(CC版)」と「Photoshop Elements」のどちらのバージョンを選んだらいいか迷われる方もいると思います。

そこで今回はそれぞれのソフトの機能の違いと、選ぶべき人の特徴について解説していこうと思います。

▸Photoshop(CC版)とElementsの価格や利用に関しての違い

Photoshop(CC版)Photoshop Elements
価格26,140円17,800円
利用期間1年間なし

上記のCC版の方の価格はPhotoshop単体を1年間契約する場合の公式(Adobe)の価格です。

ちなみに、1ヶ月間だけでも契約する事が可能で、その場合には月額3,480円なので少し割高ですね。

PhotoshopのCC版は単体でも契約できるのですが、多くの方は「Adobe CC」という形でAdobeソフトを全て使える形態で契約する人が多いと思います。最新版を使用でき1ヶ月~で契約する感じです。

逆にPhotoshop Elementsは単体で購入する形で購入してしまえば永続的に使用する事が可能です。

簡単に言ってしまえば、サブスク版と買い切り版という感じの2つの「Photoshop」になっています。

▸2つのフォトショの機能・性能面での違い

基本的にはCC版の方は機能が多く、表現方法が多彩で完成度が高いのですが、操作画面も複雑なのである程度スキルが必要です。Elementsの方は簡易に使えて、簡単な操作ですが本格的な加工ができます。

▸扱う事ができるカラーモードや色表現の種類が違う

・カラーモードCMYKの有無

・16bitと32bitの有無

Elementsの方は、CC版と比べて扱う事ができるカラーモードや色表現の種類が少なくなっています。

カラーモードとしてはCMYKで画像編集ができないという点が挙げられ、色表現は8bitのみとなっています。CC版ではCMYKも扱えますし、色表現に関しては8bitに加えて16bit・32bitも選択可能です。

bit数に関しては画像を表現する色の細かさなので、高bit数で扱うほど画像の劣化が抑えられます。ただ、その分だけファイル容量も増えるので、こだわりが無ければ基本8bitでも問題は無いと思います。

CMYKは印刷用のデータを作る場合には必須のカラーモードになるので、もし印刷用の画像データを扱ったりする場合には「Elements」でデータを加工するのは難しいです。CMYKを使うならCC版ですね。

▸作成できるモノの種類や使用できるエフェクトの種類が違う

・動画作成機能の有無

・3Dグラフィックやベクターデータ扱いの有無

・一部エフェクトの有無

具体的に言えば、実はPhotoshopでも短時間の動画を作成できるのですが、それがElementsではできないのと、画像の加工に用いるエフェクトや修正方法の一部等が使えないという部分が異なってきます。

作成できるモノの種類で言えば、Elementsでは3D系のモノやベクターデータが扱えません。3Dデータに関しては扱う人もそこまで多くないと思いますが、ベクターデータは便利なのでここは残念な所です。

ベクターデータは伸縮してもデータが劣化しないのが特徴で、例えば「スマートオブジェクト変換」という画像を劣化無しに伸縮できるかなり利用頻度高い機能があるのですが、そういった機能も使えません。

エフェクトの具体例としては、ぼかしの種類・選択範囲に対するブラシでの加工・トーンカーブ辺りが使えません。画像を加工する時に特にトーンカーブはよく使うのですが、コレが無いと私は結構辛いです。

ただし、Elementsの方には似た機能として「カラーカーブ」というモノが搭載されていて、動かし方に少し制限があるのですが、画像加工に慣れていない人はむしろこちらの方が扱いやすいかもしれません。

▸実際どちらのPhotoshopを選ぶべき?

基本的にデザイナーや業務で使う場合では無ければ「Photoshop Elements」でもいい気がします。

特に「こういう画像に加工したい場合はこういう風に動かしてください」的なガイドもあったりして、1つ1つ機能を勉強しなくても作りたい様に加工できるのが強い部分ですし、買い切りなのもいい所です。

ただ、趣味でも細かく自分好みにレタッチしたり、合成してみたいという場合には「Elements」の機能では物足りないのでCC版の方がおすすめです。趣味としては実用性があるのでいい投資だと思います。

CC版は体験みたいな形でお試しする事ができるので、それで自分に合うか確かめてからにしましょう。

▸お得にPhotoshop CC版を使う方法

上記で紹介した様にPhotoshop単体でCC版を契約すると年額 26,140円なのですが、もっとお得に使う方法があります。それはAdobeの公式サイトで取り扱っている「フォトプラン」を契約する事です。

・フォトプラン:Photoshop+Lightroom+Lightroom Classic(年額11,760円)

フォトプランはPhotoshopに加え「Lightroom」という写真のデジタル現像に使えるソフト付きのプランなのですが、なぜかPhotoshop単体で契約するより約50%OFFの価格で契約する事ができます。

Amazonでは普通に高いので、フォトプランを使う場合にはAdobe公式から契約する様にしましょう。

まとめ:Photoshop(CC版)とElementsはどちらを選ぶべき?

今回はPhotoshopのCC版とElementsの違いと選ぶべき人についてご紹介してきました。

Adobeソフトを良く使う人はCCのコンプリートプラン(全てのソフトを使える)を契約しているケースが多いですが、画像加工だけしたいという方はどれを契約・購入するか悩んでいる方も多いと思います。

やはり買い切りなのはElementsの大きな特徴ですが、機能など色々比較してみてどちらにするか決めるのがいいと思います。フォトプランを活用すれば結構お安くCC版も使えるのでそちらもおすすめですよ。

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