【2020】デザイナー・フリーランスが読みたいビジネス本とお役立ち書籍を紹介|経営・マーケティング本

大人になるにつれてビジネス本・お金関係の本などに触れる機会も多くなってきました。

デザイナーの方も色々な提案をする時にビジネスの事が分かっていると提案に深みが出るし、様々なアイデアに繋がったりしますし、フリーランスの方はよりビジネス・経営などに詳しくなる必要があります。

ただ、知識を身につけようと思ってもビジネス本も数が多すぎて何を読んだらいいか結構迷いますし、読んでみて何となく身になったような気がしても実は1つも身についていない様な書籍もあったりします。

デザイン本のおすすめは過去の下記記事でご紹介したので、今回はビジネス本を中心にして、生活や仕事の中で役立つ経済とかマーケティング関係の本も含めておすすめの書籍をご紹介していこうと思います。

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▸動画でサクッとおすすめ本を解説


コチラのYouTube動画では本記事で扱っている中から6冊のおすすめ本を解説しています。

動画内では特におすすめしたい本を厳選して紹介していますが、それに加えて全15冊この記事ではおすすめの本を紹介しています。特に自分が気になる分野や必要な部分から読み始めるのが良いと思います。

▸おすすめのビジネス本・経営本

新しい経営学|三谷宏治

難しくとらえられがちな「経営学」を体系的ではなく目的に合わせて学べるのが新しい書籍です。

体系的に学ぶ本だと「結局その知識って何に使うの?」ってなってしまいがちですが、本書は歴史に基づいた商売モデルなどを取り上げつつ、目的に合わせて学ぶことができるので知識のロスが少ないです。

経営学とは言っても大企業の社長のためのものではありません。例えば、フリーランスなども1つの経営者の形なので、様々なビジネスモデル等を学んでおくに越した事はありません。中身も「文章」ってかたい感じではなく、1つの読み物の様な形になっていて手に取って読みやすいのもおすすめポイントです。

苦しかった時の話をしようか|森岡 毅

USJの再建などにも携わった森岡さんのマーケティングについて学ぶことができる関する書籍です。

マーケティングの具体例はもちろんですが、資本主義の現実を学ぶことができて、厳しい現実ではあるのですがそれを知っているのと知らないのでは見える世界が変わってくるので早めに知っておくべきです。

元々ご自身のお子さんに読ませるために書かれた内容という事で、学生さんが読んでもためになる内容です。マーケティングの本ですが、自己マーケ・ブランディングに通ずる部分を詳しく解説されいます。

自分を売り込む必要があるデザイナーやフリーランスの方は特に学んで身につけるべき内容と思います。

売るから売れるへ|水野学

デザイナー・クリエイティブディレクターである水野さんがブランドについて語っている書籍です。

まず、ブランドとは何かという事から、なぜこの時代にブランディングが必要なのかということの解説、そしてご自身が実際にブランディングに関わってきた事例を通して説得力のある語りがなされています。

クリエイター側の人間では無くても、今の時代にはどのようにブランド戦略を進めていくべきなのか知っておくことは重要な事で、会社や組織から独立する場合にも自分で取り組まなければならない課題です。

非常に軽やかな読み口になっていて、文章が苦手という方でもさらっと読めるので結構おすすめです。

沈黙のWEBマーケティング|松尾 茂起

漫画と解説が組み合わさっているハイブリッドな感じのWEBマーケティングの解説本になっています。

漫画というよりもキャラごとのコメントのやり取りでストーリーが進んでいく感じの内容になりますね。

今ではWEBマーケの知識は必須ですが、この書籍はここまでWEBマーケが重要視される様になる前から販売されていた書籍で、基礎の部分から漫画のストーリーを通じて学ぶことができる様になっています。

家具屋を経営をする主人公に対して謎の伝説のマーケターが介入して良くなっていく感じのストーリーです。SNSマーケティングに関してはほぼ出てこない感じで、WEBサイト関連の知識が多めになります。

コレに合わせて「沈黙のWEBライティング」という本もあって、自社メディアやブログなどをしようと考えている方であればそちらも合わせて読むのがおすすめです。フリーランスの方は情報発信重要です。

これからの世界を作る仲間たちへ|落合陽一

今はメディア露出の多い落合先生が、初期に出された書籍が「これからの世界を作る仲間たちへ」です。

メディアやその媒体などに関する考察がメインの内容になっていて、普段は見慣れないワードが多いので読み解くのに時間はかかるのですが、分かりにくい単語などには全て注釈が付いているので大丈夫です。

メディアやサイエンスといった本書籍のトピックの部分は仕事をする中でも関わることが多いジャンルで、今後の世界の動きやそれに対する具体的な提言などもあるので、わりと実践的な書籍だと思います。

自分の仕事の方向性などを考える背景として持っておきたい知識などが手に入る書籍になっていますね。

余談ですが、私は落合先生と大学が同じで研究の功績など色々知っていますが、本当に研究者としても優秀な方なので、色んなメディアで無駄に落合先生を消費せずに休みつつ研究に専念してもらいたいです。

これからの会社員の教科書|田端信太郎

ビジネスマンとして知っておきたい知識が詰め込まれいる書籍でザ・ビジネス本という感じの内容です。

わりとTwitterでよく見る新しい価値観(会社員は時代遅れ・嫌な事からは逃げろ的な)とは真逆を行く様な、泥臭く正しい事を積み上げる事がビジネスマンとして成功していく為に必要だと説かれています。

今の時代は部下に対してすぐにパワハラみたいになってしまうので言わない、いわゆる「マジレス」が詰まっている感じです。聞こえは悪いかもしれませんが、ビジネスマンとしては徹底すべき立ち回りです。

破天荒に見える田端さんですが着実なビジネス基礎が備わっているから信頼されると納得のいく本です。

統計学が最強の学問である|西内 啓

世の中のビジネスの多くは実は統計学により動かされてたり、読み解かれているので必須級の知識です。

この本は「統計学」に関して非常に分かりやすく解説した本でありながら、しっかりとビジネスに結び付けても書かれているので、自分には関係ない世界の話しだと思わずに統計に接する事ができる名著です。

私自身、研究の中で統計に触れることが多かったのですが、この本の解説はとても丁寧で分かりやすいのでおすすめできます。ビジネスのあらゆる部分に関わるので、統計の知識は最低限持っておきたいです。

研究で使う統計の様な堅苦しさはなくサクサクと読み進められる内容になっているので安心してどうぞ。

他にも分冊などありますが、そちらは個人的にはそこまでだったので、この本をまず読んでみて下さい。

▸おすすめのお役立ち本

考具|加藤 昌治

クリエイター向けのアイデアを生み出す方法・考えるための道具について解説されている本です。

何かを生み出したりする時に必ず出会う「WHAT」と「HOW」に対して、日本人は「HOW」を結構おろそかにしてしまいがちなので、それを補うすべとしてこの「考具」という本が非常に役に立ちます。

前半ではこの辺りの考え方に触れつつ具体的な「考具」を紹介して、後半ではその使い方をフォローする様な形でまとまりのある書籍になっています。クリエイターを含め自分がアイデアを出す必要がある立場の人にとって、この本を道具として持っておくと引き出しが広がるので、おすすめの本になっています。

ライフハック大全|堀 正岳

気候変動を研究されている堀先生の著書で、ブログでも紹介されているライフハックを学べます。

250個の細かな「ライフハック」を紹介されていて、全てを取り入れる必要はないと思いますが、自分の中で何か生活や仕事に対して向き合い方を変えるためのキッカケを貰える様な本の内容になっています。

紹介されているライフハックは、意識を変えるという部分だけではなく、具体的に仕事や作業を効率化する様なテクニックも何個も紹介されているので、超具体的なビジネスの実践書の様な使い方もできます。

手元に置いておいて、少し時間を空けて何度も見返したくなる様な書籍で、身になるのでおすすめです。

知的生活の設計|堀 正岳

先ほどご紹介したライフハック大全の内容を「知的生活」に向けまとめてカテゴリー化された書籍です。

情報に触れてそれを消費して終わるのではなく、それを糧にして自分で新しく何か生産する生活に向けて、色々な側面からステップできる様に様々なTIPSを教えてくれる感じの内容に仕上がっています。

載っているのは考え方の部分だけではなく、知的生産を行うための自分用の書斎の作り方など具体的な部分も多く、中身をすぐに実践したくなる書籍です。デザイナーは常に生産しているのでその為のアイデアの元にもなりますし、デザインだけでない部分での文章や考え方などの生産に向けても身になりますね。

ザ・マイクロコピー|山本 琢磨

クリエイティブに関わる人ならコピーライターという職業は分かると思いますが、マイクロコピーはコピーライティングの中でも特にアクションを起こしてもらう部分に近い所に載せられる短い文章の事です。

具体的に言えばマイクロコピーはWEBのボタン周りや入力フォーム周りで見ることが多いと思います。

例えば、サイトに載せているボタンの文言が「資料請求を無料でする」と「無料で資料を請求する」であれば、どちらのコピーの方が効果があるのかという事はマイクロコピーを分かっていれば一目瞭然です。

実例を数字付きで紹介されているので非常に説得力があります。コピーを仕事にしている人だけでなく、WEBサイト制作をしていたり、自分のサイトを運営していたりする人にも役立つことの多い書籍です。

アイデア大全|読書猿

行き詰った時や何かアイデアが欲しい時に試すことができる方法を紹介してくれる書籍になっています。

40個近くのアイデアを生み出すための「方法」を解説してくれていて、どういう用途のためにアイデア出しをしたいのかという事やその難易度も書いてくれているので、自分に合った方法を選びやすいです。

先ほども紹介したアイデアに関する本である「考具」と比べると少し無機質というか、淡々と色んな方法を紹介している感じの本になっているので、応用の仕方など丁寧に教えて欲しい人には向いてませんね。

お金の超基本|坂本綾子

税金や資産周りの「お金」をテーマに、どういう仕組みで成り立っているのか等を解説してくれます。

確定申告や源泉徴収などフリーランスだと必ず向き合う必要がある税金関係の部分に詳しくなれたり、確定拠出型年金やNISAなどの投資的な部分の制度までお金にまつわる事が網羅的に分かる様になります。

会社員の方でも、結婚・出産や住宅に関してのお金の知識は持っておいた方がいいし、1冊持っているとめちゃ便利な本です。イラストや色合いも素敵で見やすいので、書籍としての完成度も高い1冊ですよ。

お金をテーマにした本は多いですが、これほど網羅的で分かりやすい本は他にないので、おすすめです。

まとめ:デザイナー・フリーランスが読みたいビジネス本とお役立ち書籍

今回は主にデザイナーやフリーランスの方を対象にしたビジネス本・お役立ち書籍をご紹介しました。

自分の中で咀嚼する時間も必要だと思いますが、ビジネス本もデザイン本と一緒で読んで終わりというのでは意味が無いので、本の内容はしっかり自分の中身になる様に実際に手を動かすのが大切になります。

ぜひ、まずは気になる本を読んでみて、身になる様に早速色々な行動に移すようにしていきましょう。

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