ロゴ制作を依頼する前にチーム内で確認・調整しておきたい6つのポイント&デザイナーに伝えた方がいい事を解説【クラウドソーシング】

外部にロゴ制作を依頼しようと思った時に、例えばクラウドソーシングのコンペで依頼しようと思った場合、伝える情報が少ないと想像と離れた好みではないロゴから選ばなければならない事態になりがちです。

コンペ形式:報酬金額を設定して、募集に集まったロゴ案の中から採用作品を決定する形式

また、デザイナーに直接依頼する場合にも、色々なヒアリング事項があってそれを共通認識としてチーム内・会社内で再び確認するための会議が必要になってしまい、二度手間の様な形になってしまいます。

そこで今回は、クラウドソーシングでの依頼も含め、ロゴ制作を外部に依頼する前に、あらかじめチーム内で確認・調整しておきたい事やデザイナーに伝えた方がいいこと(情報)について解説していきます。

ロゴ制作に情報が必要な理由

ロゴの制作を行う前には、デザイナーの方からさまざまなヒアリングをされる様になります。それは、どういうロゴにしたいのかというクライアントと意思の共有をすることで、イメージを固めていくためです。

ただし、クラウドソーシングなどでコンペを開催する時などは、必ず入力しなければいけない情報は非常に限定的なので、付け加えて詳細な情報を記載しないとなかなか応募者との意思の共有はむずかしく、冒頭にも書いたように、想像とは違った形の思いもよらないロゴばかりが集まってしまう危険性があります。

例えば最低限の情報だけだと下記の様な項目だけで応募者はロゴを作る形になります。

  • コンペ金額
  • 応募期限
  • ロゴイメージ(選択制)
  • 納品ファイル形式

この情報だけでは、どういうロゴにしたらいいのか判断するのが難しいですよね?

つまり、デザイナーを選んで依頼する場合にも、コンペなどを開催する際にも、あらかじめチーム内でどういうロゴに仕上げたいのかという情報を共有して調整しておく必要があります。ちなみに情報を与えずに、取りあえず作ってもらって修正していくスタイルはデザイナーからお断りされる場合が多いと思います。

依頼前にチーム内で確認・調整しておきたいこと

1. 社名・サービス名の意味と事業内容

これは基本だと思いますが、たまにクラウドソーシングをみていると特に記載のないまま募集をかけているコンペを見かけることがあります。個別にデザイナーに依頼する場合にも必ず聞かれることなので、コンペの場合には必ず書くようにしましょう。ココが無いと見せかけのロゴになってしまう可能性が高いです。

見たり読んだらわかるだろうと思っても、英語だと解釈が異なったり、日本語でも読み方や伝わり方のニュアンスが異なると、コンペでも思ってもない方向性のロゴが集まったりしてしまう危険性があります。

2. ロゴのスタイル

  • ロゴマーク:会社やサービスを表したシンボル的なマーク形式のロゴ
  • ロゴタイプ:会社やサービス名(文字:タイプ)をアレンジした形式のロゴ

ロゴのスタイルには大きく2つあります。会社名・サービス名を周知するロゴにしたいのか、パッと見るだけで印象的なロゴに仕上げたいのか、というロゴを作る目的につながるので、いったいどちらが好ましいのかはあらかじめ考えておく必要があります。もちろんですが、2つを組み合わせることも出来ます。

詳しくは下記の記事に書いてありますので知りたければコチラをご参照いただければと思います。

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3. ロゴの配色

ロゴの配色に関しては後からデザイナーの調整が効きやすい部分ではありますが、例えば青系のロゴであれば「誠実な印象を持ってもらうために、少し形も調整しておこう」といったように、色味に合わせて形も調整する場合もあるので、早めに決まっているに越したことはありません。コンペでは必須ですね。

細かな色の指定があってもいいですが、どういう系統の色合いがいいのかというアバウトな情報でもいいのでデザイナーに相談しておけば、それに近い配色を選んでくれるので、なるべく配色の方向性を決めておくと進めやすいです。また、ロゴは単色がいいのか複数の色を使うのがいいのか指定した方がいいですね。

4. ロゴの使用用途

とりあえず会社・サービスを作るからロゴも作っておきたいという方もいると思うんですが、なるべくなら何に使うのかということも考えてチームで調整した上で依頼する方がいいロゴになる場合が多いです。

例えば「3cm×3cmの商品タグで使うためのロゴ」であれば細かな線を使ったロゴは適していないです。

もちろん、拡大しても縮小しても使えるようなロゴになるようにデザイナーは作りますが「どの位の大きさ以上で使ってください」とか「最低限どのくらい周囲に余白を入れて」使ってくださいという指定がある場合が多いので、作り終わった後に、指定のサイズ以下でロゴを使いたいとなっても困ってしまいます。

なので、例えば「Webのロゴとして使用するのと、名刺や封筒印刷物に入れるのに使いたい」ということであればある程度のサイズ感はわかりますし、デザイナーも困ることはありません。なるべく用途を決めておいて、特殊なサイズ感で使う可能性がある場合にはあらかじめ相談・記載しておきましょう。

5. ロゴを使ってどういう印象を与えたいか

例えば「サービス内容は比較的かためだし、職業的にもかたい雰囲気を感じられがちだけれど、親しみを持ってもらいたい」という依頼であれば、少し柔らかな印象のロゴを提案します。結構重要なポイントです。

この様な情報がなければ「士業」の様な職業であれば、通常はカチッとした印象を与える感じのロゴにしがちですが、それではクライアントの希望したロゴとは少し離れたものになってしまいます。なので、ロゴを見た人にどういう印象を持ってもらいたいかということは伝えた方が希望のロゴに近づきやすいです。

5. 既存の好きなロゴや希望のロゴ

こちらに関しては必ず必要というわけではありませんが、ロゴの方向性を決める上ではデザイナー的に参考になりやすいですし、クライアントとの方向性がずれにくいので、もしあるのであれば画像やURLなどを添付しておくと伝わりやすいです。ロゴにもスタイル・傾向があるので、それに近づけやすいです。

まとめ:ロゴ制作を依頼する前にチーム内で確認・調整しておきたいこと

今回はロゴ制作を依頼する前にチームで確認・調整しておいた方がいいことについて解説してきました。

1. 社名・サービス名の意味と事業内容

2. ロゴのスタイル

3. ロゴの配色

4. ロゴの使用用途

5. ロゴを使ってどういう印象を与えたいか

6. 好きなロゴや希望のロゴ

もちろんデザイナーと相談しつつ社内・チームで検討するのもいいと思いますが、こういう事を知っておくと、会議が二度手間にならなくて済んだり、クラウドソーシングで失敗したりせずに済むので便利です。

デザイナーによってはクライアントの希望のロゴに近づけるために他にもさまざまな質問をすると思いますし、私自身もケースによって聞く内容は変わってきますが、今回ご紹介した様な内容は基本的な事ですので、あらかじめ決めておくと捗るはずです。ぜひロゴ制作の依頼前に検討してみてください。